シロツメクサと春の花
生き物を美しく撮る写真家の嘆きを読んだ。
野草を撮影していると、通りかかった年配カメラマンに話しかけられた。
「あそこの花壇に行きなさい。美しい花が沢山植えられているから」と。
いるいる。魚釣りでもこういったのが。
釣人に例えるとこんな感じだろうか。
「あそこの釣堀に行きなさい。
色取り取りの怪魚が沢山放流されているから」
花壇の花が嫌いなのでも、釣堀の放流魚が嫌いなのでもない。
こういうのを、いらぬお節介という。
ある時、長時間に渡って水鳥(カモ類)を撮影する若い女性がいた。
その光景を見て、僕より年上のお知り合いが言った。
「地味な水鳥ばかり撮って小鳥の美しさを知らないんだなあのコ」
僕はそうじゃないと注意した。
そんな言い方はないと。彼女なりの理由があるはずだと。
小鳥の良さはあなたの価値観であって、
彼女にとって水鳥観察の時間が幸せなのではないか。
小鳥の美しさだって当然知っているかもしれない。
お知り合いは納得していた。
失礼なことを言うなと僕は思った。
年上だろうが野鳥撮影の経験が上だろうが、関係ない。
彼の地エクアドル・九州地方へ義援金が送れます。
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