※画像は達也ではありません。
達也とは高校で出会い、バイクの楽しさを教えてくれた。
がっしり体形で、
高1からビールを麦茶代わりに呑む酒豪だったとは本人談。
当時の定番、ご多分に漏れずRT(レーシングチーム)〇〇というネーミングで
チームを組み、ゼッケンを01、02などとし峠やサーキットを攻めた。
しかしチームという群れがやっぱり苦手な僕は
険悪ムードのままチームから脱退。
その後、達也の事故を耳にした。
バイク仲間の話によると車と軽く接触しただけなのに、
骨折した演技で加害者のおばちゃんからお金をぼったくろうとしていたそうだ。
また違う事故では、峠で転倒し対向車のトラックに足を踏まれて本当に骨折。
世の中はちゃんと天罰が下るシステムになっていることを知った。
成人になり、北海道ツーリングで単独事故を起こしたことを風の噂に聞いた。
打ち所が悪く意識不明の重体のまま帰阪。
数週間意識が戻らずこのまま人生を終えると皆が思っていたが、
神のイタズラにより奇跡が起こった。
すっかり四輪の世界に居た僕のもとへ
昔のバイク仲間から連絡があり、お見舞いへ行くことになった。
ちょっとした同窓会のノリで昔の仲間達と病院へ向かった。
病室に入るとベッドの上に達也はいたが、
10人ほどいた僕達を見た表情がよそよそしいのがすぐにわかった。
一同『オッス!』
達也『お、おぉ・・・・・・』
一言二言交わして病室を出た僕達は顔を合わしてこう言った。
『あのリアクション、俺らのこと誰かわかってなかったよな。ワハハ!』
記憶喪失が一時的なものか、恒久的なものかその後を知る由もないが、
先日の新聞に違う名字の達也がバイク事故を起こしたのを知り昔を思い出した。
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