岸からサゴシのボイルを狙う。
09,11,7
成長段階に従い呼び名がある出世魚で、
小形をサゴシ、最終形態をサワラ。
初めて釣ったのは忘れもしない、
えぇっとたぶん1990年代秋頃。
日本海の防波堤でアジを泳がせてアオリイカを釣っていると、
仕掛けを豪快に引っ手繰っていったのが後に知ったサゴシだった。
その狂暴ともいえる見た目にイソマグロの幼魚ではないかと思いつつ、
魚種がわからず困惑しながらも、家に持ち帰り食べてみると絶品であった。
その後もスズキのルアー釣りをしていて釣ったことがあり、
そして今回は早朝にジグでアジ釣りをしていると沖で激しいボイルが始まった。
ボイルとは小形の被食者の群れが、
捕食者である大形の魚食魚の群れに水面に追いやられ、
そして襲われ、水面がボコボコと煮立った状態になることだ。
被食者にすれば大災難で、
捕食者にすれば食べ放題で、
釣人目線ならお祭り騒ぎだ。
そう、海釣りはこういった予想外かつ突発的な楽しさがあるので、
いざ!という時の為に備えあれば憂いなし。
その逆で、備えなければプレイなしを心掛けたい。
ボイルを目撃したなら興奮の坩堝だ。
ボイルに向けて小型ジグをブチ込み、
どうぞ喰ってください・・・・・・と緩やかにアクションさせる。
緩やかに動かしたのは、素早く逃げる獲物より
油断している獲物の方が襲われやすいと考えるからだ。
ガン!
なにかがジグに喰らいついた。
正体はわからないが何者かが喰ったのだ。
引き具合からしてハマチではなさそうで、スズキでもなさそう。
きっとサゴシだなとの予想は大当たり。
自慢のスピニング竹竿が気持ちよく弧を描き、
小形青物なら十分対峙できることを確認。
<美味しく頂く>
サゴシは傷みやすいらしく
サゴシの刺身は釣人の特権と聞いたことがあるので
3枚におろして刺身で頂いた。
骨に残っている部分は丸ごと煮付けにしたが、
これまた良いお味。
Playback 記事
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