2021年10月26日
月刊 日釣旗の人気コーナー釣人対談 釣竿編
鬼泡瀬 初めまして日釣旗編集部の鬼泡瀬姫乃ですよろしくお願いします。
初めまして。お恥ずかしいですがよろしくお願いします。
靴以外の身なりは整えてきました。
ところで鬼泡瀬さんは本名でしょうか。
鬼泡瀬 ええそうです。
もしかして学生時代のあだ名は泡ひ・・・・・・
鬼泡瀬 違います。早速ですが今回は愛竿について
語っていただきたいのですが、まずは自己紹介をせよ。
僕を一言で表現するなら、
コルホーズとソフホーズの違いがわかる男です。
自称プロブロガーでアフィリエイト収入を得て生活していますが、
実際のところ空き缶を拾って換金しているただの住所不定無職です。
人並みの生活を目指すべく、年内にスマフォを持ちたいと目論んでいます。
8時間働けば普通の暮らしができる社会を目指すと吹聴する政党もありますが、
一切働く気はありません。
性の対象は女性で、野郎は無理です。
僕という人間は食欲と性欲を上回るのが睡眠欲で、
先日もマジで12時間半寝ていましたが、
まだ寝られるのにお手洗いに行きたくてしぶしぶ起きてしまいました。
もちろんその後は2度寝です。
愛車はリヤカー。コメリで買ったものを少々カスタムしています。
雨の日は裏返すと屋根になってしのげますし、
警察に職務質問されそうになるとリヤカーを盾にしてバリヤーにします。
特筆すべきは水に浮かべると瀬戸内海を横断できまして、
高価な通行料金を払わずして対岸に上陸できることがわかりました。
好きな食べ物は白米です。
今回のギャラで新米のコシヒカリが買えるか期待しています。
栄養を補いたくなればキャンプ場に行くんです。
キャンプ・ブームで皆さん豪華な料理を作っているんですよね。
グルキャンといってグルメキャンプが流行しているそうで、
物欲しげに眺めていると料理をおすそ分けしてくれるんです。
鬼泡瀬 グルキャンというのはグループキャンプという意味ですよ。
ソロキャンパーが集まってキャンプするのが流行っているんです。
あ、そうなんですね。地方によって呼び方が違うんですね。
鬼泡瀬 それに料理をおすそ分けしてくれるのは、
とっととどこかへ行ってほしいからですよ。
お礼に一曲歌おうとするとよく遠慮されるんです。
菊水丸さんのカーキン音頭なんですけどね。
あさ~~~目が覚めたら昼の2時!ってフリーターの歌です。
あ、実は来週日雇いのバイトが決まったんです。
1日だけですが、スーパーの刺身のパックに菊を置く仕事なんです。
鬼泡瀬 知り合いに派遣の人がいてその人の名言が心に響きました。
「仕事ないし、金ないし、女おらんし、釣りしかすることない」
人間、最後にするのが魚釣りということなんですね。
そろそろ愛竿の話を述べよ。
ウィップラッシュファクトリーというブランドのルアーロッド数本を
2004年から愛用しています。
ローディーラーというルアーロッドと、
サーペントライジングというさらに強靭なパワーを秘めた
ルアーロッドがありまして、
初めて購入してからまだ17年なので愛用歴は短いです。
鬼泡瀬 他のメーカーにも色々な人気商品がありますよね。
自重の軽さを謳っていたり、特定ルアー専用ロッドや、
プロが使用して人気になり品薄になっていたりするロッドもあります。
なぜウィップラッシュファクトリーのロッドを使うことになったのか、
愛竿と出会ったきっかけを教えろ。

きっかけはビワコオオナマズ釣りの再開でした。
そこで2004年12月にローディーラー・グラインダーという
8フィート1インチ・ヘヴィパワーのベイトロッドを購入したんです。
これが初めてのローディーラーになりました。
これまでバスロッドやライギョロッドを使用していたのですが
どれもしっくりこないんですよね。
長さが短かったり、パワーが強すぎたり弱すぎたり。
河川の急流で大形の淡水魚を狙うのですから当然です。
主に1オンスほどのミノープラグを使用していましたし、
不安を払拭できるロッドが欲しくなりました。
そうして探して見つけたのが、
ウィップラッシュファクトリーの初期のHPか、
フィッシングショーのバレーヒルブースで入手したカタログに
書かれていた刺激的な文章です。
『流水域の100cm超級のビワコオオナマズを相手にしても
不安のカケラもないファイトコントロール性能を発揮』
オオナマをテストしていたことが衝撃でしたねえ。
他にそんなロッドを聞いたことがありませんでしたし、
ほとんどのメーカーはブラックバスが最高であり、
ナマズやライギョは忌み嫌われる対象でしたもんね。
なにより自分以外にオオナマを狙う人がいることにも驚きでした。
この頃ってインターネット回線がADSLの頃でしたっけ。
ようやくマイノリティな情報がすぐさま手にできるようになりましたもんね。
さらに前は外部情報を得られにくい時代で、
ナローバンドの頃を思い出すと笑いますよね。
画像が重くてなかなか表示されなくて、
ようやく見られたどこぞの個人のホームページが
何の役にも立たないしょーもない内容だったり。
それにしても製品紹介にビワコオオナマズという
固有名詞を使うなんてかなり異端じゃないですか。
胸を撃ち抜かれました。
ところで泡姫のご年齢は?
鬼泡瀬 ローディーラーとの出会いは特異なきっかけだったんですね。
では使い続けられる理由を聞かせてみろ。
一言で申せば製品の信用ですよね。裏切らない。
あ、抽象的でわかりにくいですね。
『質実剛健』なんです。
ロッドの軽さを追求して折れるロッドはゴミ箱行き。
ルアー操作に重きを置いたロッドも好みではない。
負荷を掛けると綺麗な弧を描くようなロッドが良いと思うんです。
ロッド全体で負荷を受け止めるため、ティップからバットまで仕事をしないと。
その点ローディーラーは理想的なテーパーデザインですよ。だから強い。
安物のロッドは買いません。
結局使わなくなるのがわかっていますから。
そんなのを部屋に置いてても邪魔でしかない。
釣果写真に気持ちが入ってない道具が写っていると
良い思い出にならないんです。
たった17年ですがローディーラーを振り続けてきた者には
説得力があると思います。
そんなに種類は多くないですがローディーラーで釣り上げた
魚類は良い思い出となっていますよ。

ちょっと変わり種ですがグラインダーで釣り上げたメーター超のソウギョです。
実はこれもウィップラッシュファクトリーのロッドコンセプトにあるように、
バス・ライギョのみならず多魚種を相手にしているというものです

ちなみに釣りあげたのは小学生の頃の坊主で、
ロッドを立てられず伸されています。

グラインダーで釣った一番強い魚は120cm超のシイラです。
まあ船から釣ったので状況的には優しいものですけどね。
余談ですがベイトリールは借り物のシマノです。
大切なリールを使いたくなかったことによります。

あとは、飽きのこないデザイン。これも大事です。
ブランドロゴやセパレートハンドル。最高に格好良いです。
画像はローディーラー・レピュラシオンのウィングド・アサシンですね。
釣り上げた魚とタックルを撮影しますよね。
のちに見ると、すごく良いんですよ。
水辺の思い出としてタックルだけ撮影することもあるのですが、
これも絵になる。
ウィップラッシュファクトリー代表の本業はデザイナーとのことで、
その点においても秀でていると思います。
ローディーラーとサーペントライジングは
デザインが格好良いのでインテリアとして部屋の壁に飾れますよ。

いつかのフィッシングショーにて。
鬼泡瀬 ロッドの設計は約20年前でしょうか。それなのに色褪せていませんね。
デザインも古くない。息が長い製品であることには理由がありそうです。
グラインダー以外のロッドがあればそれも紹介せよ。
スピニングモデルも強くて良いんですよ。
所有しているローディーラー・シリーズでもっとも使用頻度の高い
フリッカーWGがあります。

これの凄いのは濁流の中で背中のスレ掛かりだったんですよ。
めちゃくちゃ引きましたねえ。数分で上げましたけど。
琵琶湖水系あるあるですが、
不意に掛かってしもうたビワコオオナマズを何尾か釣り上げています。
何尾も、というと大袈裟に聞こえるので控え目にいきます。
釣るたびにブログ記事にしないのはフリッカーWGで安心して獲れるとの
誤解を招きたくないからです。
鬼泡瀬 そろそろ時間がきました。だらだら話すから次号に持ち越します。
本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
またよろしくお願い致します。
初めまして。お恥ずかしいですがよろしくお願いします。
靴以外の身なりは整えてきました。
ところで鬼泡瀬さんは本名でしょうか。
鬼泡瀬 ええそうです。
もしかして学生時代のあだ名は泡ひ・・・・・・
鬼泡瀬 違います。早速ですが今回は愛竿について
語っていただきたいのですが、まずは自己紹介をせよ。
僕を一言で表現するなら、
コルホーズとソフホーズの違いがわかる男です。
自称プロブロガーでアフィリエイト収入を得て生活していますが、
実際のところ空き缶を拾って換金しているただの住所不定無職です。
人並みの生活を目指すべく、年内にスマフォを持ちたいと目論んでいます。
8時間働けば普通の暮らしができる社会を目指すと吹聴する政党もありますが、
一切働く気はありません。
性の対象は女性で、野郎は無理です。
僕という人間は食欲と性欲を上回るのが睡眠欲で、
先日もマジで12時間半寝ていましたが、
まだ寝られるのにお手洗いに行きたくてしぶしぶ起きてしまいました。
もちろんその後は2度寝です。
愛車はリヤカー。コメリで買ったものを少々カスタムしています。
雨の日は裏返すと屋根になってしのげますし、
警察に職務質問されそうになるとリヤカーを盾にしてバリヤーにします。
特筆すべきは水に浮かべると瀬戸内海を横断できまして、
高価な通行料金を払わずして対岸に上陸できることがわかりました。
好きな食べ物は白米です。
今回のギャラで新米のコシヒカリが買えるか期待しています。
栄養を補いたくなればキャンプ場に行くんです。
キャンプ・ブームで皆さん豪華な料理を作っているんですよね。
グルキャンといってグルメキャンプが流行しているそうで、
物欲しげに眺めていると料理をおすそ分けしてくれるんです。
鬼泡瀬 グルキャンというのはグループキャンプという意味ですよ。
ソロキャンパーが集まってキャンプするのが流行っているんです。
あ、そうなんですね。地方によって呼び方が違うんですね。
鬼泡瀬 それに料理をおすそ分けしてくれるのは、
とっととどこかへ行ってほしいからですよ。
お礼に一曲歌おうとするとよく遠慮されるんです。
菊水丸さんのカーキン音頭なんですけどね。
あさ~~~目が覚めたら昼の2時!ってフリーターの歌です。
あ、実は来週日雇いのバイトが決まったんです。
1日だけですが、スーパーの刺身のパックに菊を置く仕事なんです。
鬼泡瀬 知り合いに派遣の人がいてその人の名言が心に響きました。
「仕事ないし、金ないし、女おらんし、釣りしかすることない」
人間、最後にするのが魚釣りということなんですね。
そろそろ愛竿の話を述べよ。
ウィップラッシュファクトリーというブランドのルアーロッド数本を
2004年から愛用しています。
ローディーラーというルアーロッドと、
サーペントライジングというさらに強靭なパワーを秘めた
ルアーロッドがありまして、
初めて購入してからまだ17年なので愛用歴は短いです。
鬼泡瀬 他のメーカーにも色々な人気商品がありますよね。
自重の軽さを謳っていたり、特定ルアー専用ロッドや、
プロが使用して人気になり品薄になっていたりするロッドもあります。
なぜウィップラッシュファクトリーのロッドを使うことになったのか、
愛竿と出会ったきっかけを教えろ。
きっかけはビワコオオナマズ釣りの再開でした。
そこで2004年12月にローディーラー・グラインダーという
8フィート1インチ・ヘヴィパワーのベイトロッドを購入したんです。
これが初めてのローディーラーになりました。
これまでバスロッドやライギョロッドを使用していたのですが
どれもしっくりこないんですよね。
長さが短かったり、パワーが強すぎたり弱すぎたり。
河川の急流で大形の淡水魚を狙うのですから当然です。
主に1オンスほどのミノープラグを使用していましたし、
不安を払拭できるロッドが欲しくなりました。
そうして探して見つけたのが、
ウィップラッシュファクトリーの初期のHPか、
フィッシングショーのバレーヒルブースで入手したカタログに
書かれていた刺激的な文章です。
『流水域の100cm超級のビワコオオナマズを相手にしても
不安のカケラもないファイトコントロール性能を発揮』
オオナマをテストしていたことが衝撃でしたねえ。
他にそんなロッドを聞いたことがありませんでしたし、
ほとんどのメーカーはブラックバスが最高であり、
ナマズやライギョは忌み嫌われる対象でしたもんね。
なにより自分以外にオオナマを狙う人がいることにも驚きでした。
この頃ってインターネット回線がADSLの頃でしたっけ。
ようやくマイノリティな情報がすぐさま手にできるようになりましたもんね。
さらに前は外部情報を得られにくい時代で、
ナローバンドの頃を思い出すと笑いますよね。
画像が重くてなかなか表示されなくて、
ようやく見られたどこぞの個人のホームページが
何の役にも立たないしょーもない内容だったり。
それにしても製品紹介にビワコオオナマズという
固有名詞を使うなんてかなり異端じゃないですか。
胸を撃ち抜かれました。
ところで泡姫のご年齢は?
鬼泡瀬 ローディーラーとの出会いは特異なきっかけだったんですね。
では使い続けられる理由を聞かせてみろ。
一言で申せば製品の信用ですよね。裏切らない。
あ、抽象的でわかりにくいですね。
『質実剛健』なんです。
ロッドの軽さを追求して折れるロッドはゴミ箱行き。
ルアー操作に重きを置いたロッドも好みではない。
負荷を掛けると綺麗な弧を描くようなロッドが良いと思うんです。
ロッド全体で負荷を受け止めるため、ティップからバットまで仕事をしないと。
その点ローディーラーは理想的なテーパーデザインですよ。だから強い。
安物のロッドは買いません。
結局使わなくなるのがわかっていますから。
そんなのを部屋に置いてても邪魔でしかない。
釣果写真に気持ちが入ってない道具が写っていると
良い思い出にならないんです。
たった17年ですがローディーラーを振り続けてきた者には
説得力があると思います。
そんなに種類は多くないですがローディーラーで釣り上げた
魚類は良い思い出となっていますよ。
ちょっと変わり種ですがグラインダーで釣り上げたメーター超のソウギョです。
実はこれもウィップラッシュファクトリーのロッドコンセプトにあるように、
バス・ライギョのみならず多魚種を相手にしているというものです
ちなみに釣りあげたのは小学生の頃の坊主で、
ロッドを立てられず伸されています。
グラインダーで釣った一番強い魚は120cm超のシイラです。
まあ船から釣ったので状況的には優しいものですけどね。
余談ですがベイトリールは借り物のシマノです。
大切なリールを使いたくなかったことによります。

あとは、飽きのこないデザイン。これも大事です。
ブランドロゴやセパレートハンドル。最高に格好良いです。
画像はローディーラー・レピュラシオンのウィングド・アサシンですね。
釣り上げた魚とタックルを撮影しますよね。
のちに見ると、すごく良いんですよ。
水辺の思い出としてタックルだけ撮影することもあるのですが、
これも絵になる。
ウィップラッシュファクトリー代表の本業はデザイナーとのことで、
その点においても秀でていると思います。
ローディーラーとサーペントライジングは
デザインが格好良いのでインテリアとして部屋の壁に飾れますよ。
いつかのフィッシングショーにて。
鬼泡瀬 ロッドの設計は約20年前でしょうか。それなのに色褪せていませんね。
デザインも古くない。息が長い製品であることには理由がありそうです。
グラインダー以外のロッドがあればそれも紹介せよ。
スピニングモデルも強くて良いんですよ。
所有しているローディーラー・シリーズでもっとも使用頻度の高い
フリッカーWGがあります。
これの凄いのは濁流の中で背中のスレ掛かりだったんですよ。
めちゃくちゃ引きましたねえ。数分で上げましたけど。
琵琶湖水系あるあるですが、
不意に掛かってしもうたビワコオオナマズを何尾か釣り上げています。
何尾も、というと大袈裟に聞こえるので控え目にいきます。
釣るたびにブログ記事にしないのはフリッカーWGで安心して獲れるとの
誤解を招きたくないからです。
鬼泡瀬 そろそろ時間がきました。だらだら話すから次号に持ち越します。
本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
またよろしくお願い致します。
2019年11月11日
楽して釣具を買ってみます?

2019/01/08
以前書きましたが、
一年で楽天ポイントのみでローディーラーやサーペントライジングを一本+ルアー数個を
購入できるくらいでした。
ところがこれらを毎月購入できるとしたらまあまあ嬉しいですね。
例えばダブルワークなどは体に負担が掛かるし、
なにより遊ぶ時間を削られるのが許せません。
根っからの遊び好きですから、それなら簿給に甘んじます☆
でも物欲を満たしたいので、
楽して分配金を得られる投資信託がオススメです☆
まあこんなのいまさらの話ですが・・・・・・。
投資という言葉は、投資詐欺にあった悲惨なニュースでしか
あまり耳にしないので良い印象はないでしょうね。
でもそれは怪しげな儲け話だからですねー。
メガバンク(M銀行ね)に丸投げすれば毎月分配金が入りますよ。
色々な商品があるので窓口の綺麗なお姉さんに相談してみましょう☆
あの国とあの国の外貨なんかも今年は半分に下がりましたが、
それでも去年が良かっただけにまだオイシイですよ。
あと周囲の99%の人がNISA(ニーサ)を知らず、
実際にやっているのは一人だけでした。※イデコもありますよ
この男がまた平静を装う投資家で、
通帳を見せてもらいましたが(見せてきた)しこたま貯め込んでましたね・・・・・・。
乗っているのは派手なカウンタックではなく中古スクーターで、
トライアルの税込み91円のスパゲティをこよなく愛する倹約家。
いや、カメラのレンズにだけは惜しみなく散財してますな。
先日は中古とはいえ分譲マンションを現金購入。たいしたものです。
まあ儲かる話の怪しいことですが、
ノーリスク・ノーリターンですね。
体に負担を掛けて働くのもリスキーですから、
どうやって潤いある人生を歩むかを常に考えていますよ☆
こんな話をしたところで自分には何のリターンもありませんが、
読者に有益な情報を提供するのもブログの良さですね☆
タグ :メガバンク
2017年10月14日
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2016年01月22日
2016年01月13日
2016年01月08日
2015年12月18日
川釣り
冬の到来を知らせる寒波が訪れた日の正午過ぎ、
緩やかに流れる川の畔を歩き釣座を決めた。
水面から突き出た浮きの変化を待ち望み、
どんな魚が釣れてくれるだろうかと期待に胸膨らませていた。
するとほんのすぐ目の前、五尺の延竿の真ん中あたりを
素早く右に横切る物体が視界に入った。
驚きつつすぐに目で追うと、美しい青が水面と平行に飛び去る。
カワセミだ。
その姿に、この川はなんとか自然の均衡が保たれているらしかった。