2022年11月04日
あなたの質問にお答えします。冬でも流れ込みはやるべきですか?
右傾機関紙・月刊 日釣旗の人気コーナー、
『あなたの質問に答えましょう』から抜粋。
質問
冬のオオクチバス釣りで流れ込みはやるべきでしょうか?
(二十代女性 泡エステティシャン)
回答
やるべきです。
(住居不定無職 魚釣歴三週間)
回答の根拠
流れ込みという漠然とした状況だが、
どのような流れ込みにおいても言えることがある。
魚釣りの本質のひとつに、自然への知的挑戦がある。
あなたは魚釣りという手段で、見えない水中に生息する
オオクチバスの行動を予測し分析することができる。
流れ込みでオオクチバスが釣れるか釣れないかを毎回確認しよう。
時間、水位・水量・光量等々あらゆる状況下において
結果がどうだったかデータを蓄積しよう。
その場所の冬の流れ込みは釣れるのか否かの答えを自分で知ることができる。
仮に回答でやるべきではないとし、あなたが鵜呑みにしたなら、
魚釣りの楽しさを知ることができないままになるだろう。
ひとつアドバイスを残すなら、
釣れない時は狙いの魚が居ないか、居ても喰わないかの二つだ。
それをどう解釈し、次の一手に繋げるかを考えるのが魚釣りだ。
釣れないのはなぜだろう。
ならばルアーを交換してみよう。
ルアーを動かす速度に変化を加えてみよう。
投げる角度を変えてみよう。
それでも釣れないのはなぜだろう。
魚は居るはずだがアプローチに失敗したので警戒して喰わないようだ。
ならば時間をおいてから再度投げてみよう。
直近で誰かに釣られてもう居ない、もしくは警戒している。
ならば見込みがないので日を改めて出直そう。
タイミングを外している可能性もある。
すなわち時間や自然状況だ。
日中は魚がいないけれど、陽が傾く頃に魚が寄る場所かもしれない。
晴れているから魚が居ないけれど、曇天では居るかもしれない。
流れ込みから池に濁りが入ると魚が集まる。
本流が濁り、流れ込みから澄んだ水が入ると魚が集まる。
普段は居ないが雨後に流れ込みの水流が強くなり
河口の地形に変化ができると魚が集まる。
選択肢は様々だ。
それらを選ぶのはあなた自身であり、ものを言うのは経験値だ。
経験値が高い釣人ほど過去の経験から正解を導き出すのが上手い。
経験値を上げたいならば現場に通おう。
あなたに良い釣りを。
※質問は日釣旗編集部へメールかファックスで。
2020年12月30日
なくてはならない至高のルアーがこちら

2020年、唯一釣ったオオクチバスが50センチ超。
夏の日中にトッププラグで50センチ超。
というか一度もバス釣りをした覚えがないのに50センチ超。
水辺から5メートル程の浅瀬でライヴワイアに
激しく水柱を上げて襲い掛かってきた。
こういった場所で釣りたいならウェーディング厳禁。
静かに観察していると大きなオオクチバスが
索餌回遊で浅瀬に寄っているのをよく目撃する。
しかしこれがまた釣るのが難しい。
たとえ水際から離れていても、
突っ立って投げていたら喰ってこなかったんじゃないかな。
まあ、お胸が大きい女性と座りながら談笑していたのだけど・・・・・・。
ライヴワイアが世に解き放たれたのが2002年。たぶん。
とても息が長い製品である所以は、
トッププラグとして普遍的であるからに違いない。
ちなみに単一プラグで最も所有個数の多いのがライヴワイアで、
過去、他人に使ってもらいたくて譲った数が最も多いルアーもライヴワイアだ。
それにまだ箱から出していないのも何個あるやら・・・・・・。
ロッドアクションとリールワークを一定のリズムで操作すると
それに追従した素直な動きをみせるライヴワイア。
さらにロッドとリールのリズムを変則的にすることで、
使い手の感性のままにアクションを展開する。
スライド、スライドを極力抑えたゆるいストレート引き、ダイヴ、静止。
静止状態でほんの僅かな身震いも誘いのアクション。
こういった部分が使っていて楽しいのであり、
ライヴワイアの真骨頂だと感じている。
まあ自分の性格上、ノンストップのアップテンポが多いんだけど。
操作感を強引にオートバイで例えるならライヴワイアは250ccクラス。
特に動きが軽くて機敏であり応用範囲も広いのでモタード感が強い。
ハングオンだけでなくウイリーもストッピーも難なくできちゃいます的なプラグ。
スピッティンワイアは同じく250ccでも
ちょっと重量増しかつ飛距離(最高速)が上なのでSSタイプかな。
トラヴィエソはグロムやZ125などの125cc。
ドライヴィンワイアは600ccのミドルクラス。
グラインディンワイアは1000ccのスーパースポーツ。
50cc~90cc~110ccのカブのような
ゆるいプラグなんかあるとさらに面白いかも。
(例が抽象的すぎてびっくりする)
朝はゆっくり出発してのんびりデイキャンプ。
美味しいランチを作って舌鼓を打ち、
暇潰しの釣りでいいのを一尾釣り、
その後はまずまずの夕景を撮影することができたし、
夜は彼女とちょめちょめして理想的な一日を堪能した。
ロッド:ローディーラー R703RR-S フリッカーWG
リール:07ルビアス2500R
ライン:YGK G-SOULアップグレードX8 1.2号
リーダー:Nylon 25lb about50cm
スナップ:カルティバ クイックスナップ
フック:カルティバST46
ルアー:Whiplash factory Live Wire
2018年08月19日
少年の夏休み



去年の夏休みの光景。
水飛沫を止めて撮影するには、
陽射しが強く光が多い条件(周囲が明るい)では、
シャッタースピードを上げられるので簡単に撮影できますよ。
1/1000あれば十分。
沖島へ渡る渡船の待合室へ入ると、
ライン巻替えのために捨てたであろうラインや、
絡んでたものを切って捨てたラインなど、
それらが散乱しており、さすが釣人と辟易とした。
渡船が桟橋に到着したので順番に並んでいると、
朝一から沖島へ渡って帰ってきた
ゴリゴリのおっさんバサー数グループが桟橋に降りてきた。
一人で数タックルを抱え、
ロッドにごっついルアーをぶら下げたまま船室から
出てくる。イキってる姿はさすがバサー。
バス関連の雑誌の表紙や釣具屋のポスターでも、
バサー特有のイキってる表現があるが、
あれが浸透しているのを感じた。
一般の方も多くいるのにフック剥き出しのまま乗船しているとは。
そういやバスブームの時に電車内でフック剥き出しルアーを
ぶら下げている親子バサーがいたのを思い出した。
息子には、
ゴミの件を含めどう感じるか、どうすれば良いかを話した。
ちなみに最近、バス釣り歴が長い(らしい)知り合いの
連絡先をアドレス帳から抹消した。
五つ年上だったかな。
年齢が上だからって尊敬できるとは限らない。
バイクや車の廃バッテリーを琵琶湖水系に捨てたと。
琵琶湖水系の水を飲んでいるし、
魚釣りを(バサー)するのにそんなことするん?と思わず言うと、
あまり深く考えてないとの回答だった。
嫌煙者の僕の前で喫煙するし、
マンションの敷地で吸殻を捨てるということは
水辺でも臭い煙を撒き散らしたあげくに吸殻捨ててるやろ絶対。
関わり合いたくない御仁は、こちらから静かにフェードアウト。
というか、思わず最低やなって言うてしもたけど。
2017年12月01日
魚釣りをしたい気分になったので行ってきましたよ

暇潰しに魚釣りをしたくなり、夕涼みがてらヒグラシが鳴く水辺へ。
数年振りに立つ場所だったけれど水位と水の動きだけはよろしく、
なんだか釣れそな雰囲気。
こういう状況で釣れてくれたら嬉しいのになあと期待しながら、
魚の潜む場所と頭の向きも想像する。
ルアーはそやなあ、まだ太陽の光が暑苦しいほど射してくるし、
表層よりちょっと下を泳がすのがええんかなあと、
小さなボックスを開けて数個のルアーのひとつを選ぶ。
狙う場所はそんなに遠くなく、目の前でもなく、
ちょい投げで届くくらい。正確に投げることだけに集中する。
というのは一投目が大事だから。
魚が居るであろう場所に投げるのだから一投目が最大の好機。
もし、狙う場所から外れた場所へ投げてしまうと、
魚がルアーに興味を示したものの喰い損なったり、
見切られたりするんじゃないのかなと考えている。
ルアーで狙う渓流魚は特にそうやんね。
ということで数か所ハズレで、
次の場所で、ここやろ!という場所に投げ、
魚が潜んでいるであろう場所にルアーが近づき、
さあ喰うなら今やろ!?というタイミングで魚信が手元に伝わった。
アワセが決まり、そない大きくないやろと思っていたのに
魚が寄ってくるにつれ、あれ、あら、ちょっと大きない?
うそ、ええサイズやん。計測してみてほくそ笑む。
別に大きいのだけを狙ってたんちゃうからちょっと出来過ぎやんな。
釣れてくれてありがと。
よーし、満たされたし帰るぞー!
Rod : Rawdealer R703RR-S The Flicker By Fire
Reel :07 LUVIAS 2500R
Line : YGK G-soul Upgrade X8 1.2G
Leader : サンライン Nylon 25lb
Knot : FGノット
Lure : JM3 color:Night seen
2017年07月09日
2016年10月15日
JM4-7

JM7 color:Nightseen HM(ホロマット)
夜にええ感じの色やで。
釣師が思わず色を聞いてきたで。
黒やで。
黒かー。みたいな。
ハスも含めてまあまあ釣れてくれたし、
これぞ秋みたいな釣れ方やったなあ。
そういやこの季節てハスの雌ばっかり釣れるな。
銀ピカのごっつべっぴんなんばっかり。
初夏は雄ばっかりやのにな。

JM4 color:YSB
晩秋はこれやで。
交換すんの面倒やから黒いのんで通すつもりが、
あかんあかん忘れとった!言うて最後に使こてん。
ただな、SPやからちょっと難しかったな。
この場所は絶対的にFが有効やから
ロッドを高く保持して喰わせてん。
Fにしたら一投目で釣れよるしな。参るわ。
魚は確実におるのに喰わへんねんなあ。
ラインスラック大きいやんか、
だからあたりあってもあわへんし、
あーもー!言うて一尾釣り上げるまでごっつ面白かったで。
泳層てものすご大事やからな。
餌釣りは『たな』命やんか。一緒やで。
と言いつつ、喰ってくるんほとんど汀やったりするねんけど。
ある年、忽然と姿を消したコアユやってんけど、
今年は多くの姿を見せてくれてちょっと安心。
まあ自然と野生の力は偉大というか不思議というか。
昔の今頃は足の踏み場がないほど
浜に打ち上げられて、辺りはごっつ臭ってたやんな。
子孫を残すという生き物にとって最大の使命を
全うした鮎の姿に有終の美を感じるねん。
そんなイメージのカラーやで。
これまでお客様が送ってくださった釣果写真を全部見返してたら、
なんや刺激されて秋を感じに水辺へ行ってしまいました。
誠にありがとうございます。
こっそり使てくれてはったら嬉しいです。
Rawdealer R711RR-S The Trial By Fire
07'LUVIAS 2500R
YGK G-soul Upgrade PE X8 1.2G(25lb)
SUNLINE SYSTEM SHOCK LEADER NYLON 6G(25lb)
2016年05月12日
オオクチバス

地方名ブラックバス、ラージマウスバス
少年釣りトップでBBと称されていたが定着せず。
琵琶湖のオオクチバスを食用にする際にビワスズキ。
他、ご年配方から(憎しみを込めて)ブラックと呼ばれる。
特定外来生物。世間からは害魚代表との印象が強い。
少年期からのルアー釣り対象魚でお馴染み。
当時は50cm超をランカーバスと呼び幻のような大きさだったが、
近年は50cm超であれば普通に見られ
(大形を狙って釣る知恵が付いたのも理由のひとつ)60cm超が
ランカーバスとなっている。
オオクチバスとカムルチー(特定外来生物ではない)の目撃及び
釣獲での個体数を比較してみると、
カムルチー(特定外来生物ではない)ほど減っていないものの、
三十年前からすれば明らかに少ないと感じる。
身近な釣り少年達はオオクチバスを釣りたいといつも興奮気味だが、
ソレだけに目を奪われないよう日本古来より生息する淡水魚の
存在を教えている。
間違ってもベイトフィッシュなどと恥ずかしいことを言わぬよう
大人が教えてやらねばならない。
ちなみに、ビワコオオナマズはオオクチバス(成魚)を捕食対象とする
唯一の在来魚。
だからといってオオクチバスをベイトフィッシュ呼ばわりしないのは
良識を持つがゆえである。

Rod : Rawdealer R711RR-S The Trial By Fire
Reel :07 LUVIAS 2500R
Line : YGK G-soul Upgrade X8 1.2G
Leader : トヨフロン スーパーL EX6号
Knot : FGノット
Lure : JM6 Blackhead
Fook : F=ST-46 , R=ST-41