2015年05月06日
台湾の野鳥

シロガシラだろうか。
大学構内に入ると、
とても美しくて大きな鳴き声が辺りに響いていた。
多くの学生がいるが、誰も声の主を意識していないように思えた。
それは日常において当たり前の鳴き声だからか。
それは無関心が聴覚を遮っているからか。
背が高く、沢山の葉を蓄えた樹木が構内に並び、
そして鳴き声は辺りに反響してなかなか居場所を特定できなかった。
なんとしてでも探したい。
ふと、気づいた。
答えは樹木の天辺だった。
かなり背が高い木だったので見つけにくかった。
どうやら常に高い位置にいるのがお好きらしく、
それからは何羽も見つけられた。
ずっと聞いていたい鳴き声だった。
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