2016年03月24日
サクラ
「アマゴ・ニジマス・ブラウントラウト・ヒメマスなどが釣れますよ」
漁協に落としてきたお金で移入種がふんだんに放流され、
漁協に貼られたポスターにはオオクチバスの写真と『NO!外来魚』のコピー。
上流ではフライングもしくは解禁とともに、
釣れただけヤマメを持ち帰る釣果自慢が全ての根こそぎンガー。
ヤマメもアマゴも一緒。釣れたらなんでもいいと意味を履き違える釣人。
下流にはヤマトゴイの群れが泳ぎ、
話しかけてきたサクラマス釣人は、
サクラマスの正体がヤマメであることを知らずにいた。
釣ったサクラマスを持ち帰り、
上流では数少ないヤマメが持ち帰られ、アマゴが放流され続けると
これからこの川はどうなるだろう。
このような環境の川だと、たった一尾のサクラマスを釣りあげることで、
上流のヤマメの産卵に悪影響を及ぼすのではないかと、投げる手も重くなる。
僕は自分の信念を貫くのみだが、サクラマスが遠い存在になりつつある。
Posted by Миру Україні at 07:07
│サクラマス