2018年08月05日
人生初釣りを思い出しましたよ

人生で初めての魚を釣った川は、
魚釣りの楽しさを教えてくれた。
もちろん自然の中で遊ぶことの楽しさや、
水の怖さも体で感じることができた。
かれこれ四十年も前のことになるのかと思うと、
なんだかしんみりしてしまう。
この川というのはいわゆる里川で、
高低差の少ない中流域。
主に生息する魚類は、実際に釣ったことのある名前を列挙すると、
アブラハヤ・ウグイ・オイカワ・カワムツ・タカハヤ。
個体数が多く、群れる習性の魚達なので、
少年期の僕を夢中にさせ、
楽しみながら魚釣りを学べた。
ここには毎年訪れ、主にフライフィッシングで遊ぶのだけど、
今回は初めての魚釣りを再現してみようと、
延べ竿でやってみることにした。
餌は土を掘り起こしてミミズを集めた。

ちょっとした今昔物語の始まりだ。
暑さも和らぐ時間。
といっても最高気温が都会より10度以上は低く
エアコンなんて不要で、雲に色が乗る頃なんて快適そのもの。
ふと、思った。
魚釣りを始めた当初は現在より技術面では劣るものの、
魚釣りがとてもとても楽しかった。
二十代の頃だってそう。
より多くの魚と出会える知識と経験を蓄えている現在の方が
楽しいかと言えばそんなことはなさそうだ。
いつの時代も魚釣りは楽しいと思ってきた。

Posted by Миру Україні at 07:07
│ウグイ