純屋

あ誤字ですね。
ホタルです。
ゴージャス・カップ釣りガールちゃんとゲンジボタル見学です。
この日はハイヒールではなく、
ミリタリーブーツを購入してきた気合いの入りようです。
今夜はこのゴツい靴底で踏みつけてくれるのかと想像すると
息も荒くなります。
しかし、いつも僕がとんでもない所へ案内するので、
万全の用意をしてきたとのこと。
なるほど、気合い満タンですな。

では早速、いつものように棒を倒し、
倒れた方向へ一心不乱に直進行軍を開始する。

暗がりの小道をしばらく歩いていると、
腕に当たる柔らかい物体。
も、もう我慢ならぬとゴージャスなモノをもみくちゃに。

「ホッホウ　ホッホウ」

な、なに！？

背後から微かに響く鳴き声・・・・・・。



振り向くとそこにフクロウのシルエット！！

えーーーマジか！！

回れ右してGカップちゃんに小声とジェスチャーで

フクロウフクロウカメラカメラ！！

続きはのちほど！！

と、コトの重大さを伝えカメラを手渡してもらうも、

セットする手が震えている・・・・・・。

ヨシ！スタンバイＯＫ！と振り返ると、

な、なんだってーーー！！（MMR風）



一羽増えとう！！（播州弁）

まさかのラブラブ・カップル。
こっちもラブラブかーー！！
万年女日照り野郎には感じ悪くてゴメンねーー！！


千載一遇の好機なんだけど、
超望遠レンズの解放値はF5.6。
ストロボを炊くわけにもいかず、
ISO感度を6400＆露出時間6秒。
画質は二の次、まずは証拠写真。

暗すぎてオートフォーカスが使えず、液晶で被写体をクローズアップして
マニュアルでピント合わせ。
しかし夜行性の野鳥がジッとしているわけもなく当然ブレブレ。
それでもなんとか撮影できたことで胸を撫で下ろした。

ひとしきり観察をした後、
画像を確認するとフクロウではなく、どうもアオバズクのようだった。

鳥友に画像を送信すると、やはりアオバズクとの返答。
「やったね！」というスタンプもいただいた。
普通なら鳥仲間の情報をもらうか、
もしくは有名ポイントで見ることのできる野鳥を、
単独で見つけられたことは大きな価値があるとのこと。
ま、まあ偶然なんだけど。


※アオバズクはフクロウの仲間で、夏の渡り鳥。
ズク類といえば他にコミミズクやトラフズクにコノハズクなどがいる。
フクロウとミミズクの違いは、耳のような羽角の有無。
とはいえアオバズクには羽角がない。