2022年01月29日
ネットで有名なN県恐怖の名所に行ってみた。

有名な首無し女の像。
首から上も無ければ胸の膨らみもそんなに無い。
以前は綺麗な亀甲型に縛られていたであろうロープが無残にほどけている。
裕福な皆様と違い、
住所不定無職でブログの広告収入で生活しているわたくしが、
記事ネタを求めて戦々恐々で恐怖のエリアに潜入してきた。
ココに来るまでは美しい青が広がる晴天だったのに、
恐怖の名所の上のみ黒い雲が覆い、ほどなく冷たい雨が落ちてくる。
ウソ臭い展開だが本当の話。
不気味なゲートが待ち構える。
『ここより先は立ち入ることを許さない』
そんな言葉が心に語り掛けてくる。
しかしゲートの横はなんの障害物もなくこの奥へと続く道があり、
このゲートになんの意味があるのだろう。
薄暗くヤバい空気が漂う小道を進む。
小道の左右から倒木が倒れ・・・・・・倒木が・・・・・・倒れる。これいかに。
もう頭の中が恐怖で渦巻き正常な考えができないでいた。
藪の隙間から何者かの視線を感じる。
そんなありもしない感覚に陥っていると、
視界の隅で白い物体が素早く動いた。
ハッ!
怖い。怖すぎる。
だけどナニだったのか確認したい衝動に駆られる。
すると薄暗い空間に浮かぶ白い物体が、
下から上へと素早く移動するのが見え、全身に鳥肌が走る。
なんだ!?生き物か!?
いや、あの動きは決して人間ではない。
間違いなく人間のスピードではなかった。
そもそも自分以外に人が居るはずもないし、
あのような動きが人間にできるはずもなかった。
とにかく正体を暴きたい。
僕は急いでレンズを向けた。

ニャンコかよ。
Posted by Миру Україні at 07:07
│闇