2022年11月21日
緊急!近畿河川コクチバス駆除凶会駆除企画交流会開催
K!KKKKKKKKKK、いわゆる11Kに参加。
このコクチバスもいつもの流れに定位しており、
そこへトッププラグを流すと喰ってくるので新鮮味皆無。
流れで強いドラッグが掛かるため、
あまり速いアクションを加えず誘いと喰わせのアクションにめりはりをつけ、
一瞬の停止もしくは、停止からの動き出しでしっかり喰わせる。
近畿地方7府県、いわゆる大阪・京都・兵庫・滋賀・和歌山・三重・奈良に
コクチバスの生息を確認。さらに汽水域にも生息を拡大。
国土交通省・三重河川国道事務所は
『櫛田川コクチバス生息環境マップ』をネット上で開示。
国土交通省木津川上流河川事務所も2022年度から試験的に駆除活動を実施。
etc...
ここで情報を開示せずとも、
検索釣りをする方は、河川名とコクチバスのキーワードで
さらなる有益な情報を得ていると思われる。
コクチバス、もといスモールマウスバス釣り愛好家にすれば、
「趣味の釣魚を駆除しやがって!楽しみを奪うな!生き物を殺すな!」
タナゴ愛好家にすれば、
「在来種の脅威・特定外来生物指定のクソ害魚が生息拡大しやがって!」
となり、意見は永遠に交わることなく平行線。
喫煙者は発がん性物質を含む煙を周囲に撒き散らし、
発がん性物質が混じる鬼臭い副流煙を吸わされる嫌煙者の気持ちを
一切理解できないのと非常に似ている。
自然観察者の僕としては、
タナゴ属を探索していると水面で群れを成すオオクチバスの幼魚や、
足元で群れるブルーギルに疑問を抱く。
アユモドキやイタセンパラ等々の在来魚かつ絶滅危惧種の存在が
危うくなることに心を痛め、
例えばさらに自然環境による変化も加わる可能性を鑑みると、
絶滅危惧種の存在が非常に脆い立場に置かれているのではないかと考えている。
「バスもギルも命ある生き物だから駆除して殺すのはいかがなものか」
「ベイトフィッシュの分際で、そんなのを釣って何が面白いのか。バス釣り最高!」
バス釣り愛好家はバスを釣って楽しみたいので個体数が減っては困る。
ゆえに駆除反対。
しかしながらこういった意見は思考停止でありバス釣り嗜好者特有の
狭い了見だと感じる。
ある淡水魚愛好家の意見で、
「バサーが、もうバスの産卵床を狙わないようにしようぜ!と呼び掛けている」
産卵床の親魚を釣る攻略法まで存在する特異な釣りでありながら、
特定外来生物を守ろうとする動き、
ザ・バスフィッシング・ワールドにある奇妙な世界観を揶揄していた。
なにが正義で悪かという論争に興味はなく、
自然観察者は今後の成り行きを静かに傍観し、
自分の信じる道を行くのみ。
Posted by Миру Україні at 07:07
│コクチバス