2023年12月30日
イトウは心に宿る25
北海道旅行の準備を着々と進める。
携えるロッドは航空会社の受託荷物ルールに則った寸法で決まる。
あらゆるパワーとレングスのロッドを持って行けるならば
頭を悩ませることもないのだが、
厳しい制限の中で望ましいロッドを自ら決断する。
幸いなことに愛用する釣具ブランドのwhiplash factoryは、
長年に渡り徐々にバイクや航空手段において柔軟に対応できる
スペックを備えたルアーロッドがカタログに並ぶようになったのだが、
これは海外逃避行と称したwhiplash factory代表の
スタイルによるものである。
それにより深謀遠慮で入手していた
ベイトロッドとスピニングロッドがある。
ローディーラーはエクストリームエディションの
REX601HX-G [The Outrageos]アウトレイジャスと、
スピニングモデルの
R611RL-S2[The Misdemeanor ST]ミスディミーナーSTだ。
後者のミスディミーナーに関しては、
購入したのち振って曲げて調子を確認してほくそ笑むことをしたのみで、
実戦で使用することなくその日が訪れるまで眠らせていた。
自分の右腕のように扱えるタックルで挑むのではなく、
初の釣魚を北海道の魚類にしようという企みが口元を綻ばせた。
これら二本を選出したのちロッドケースの製作が始まる。
材質はホームセンターで購入できる塩ビパイプにし、
ロッド二本と小物類を押し込めるよう受託荷物サイズ目一杯に
設計した。
のちにマットブラックの缶スプレーで全塗装し、
肩に掛けられるよう適当なベルトをインシュロックで留め、
最後にwhiplash factoryのステッカーを貼って完成。
台湾へ行った時のロッドケースはオリーブドラブを塗装したが、
今回のマットブラックは一段と厳つい。
アウトレイジャスに乗せるリールは当然の如く
ミリオネア・ブラックシープ250。
世界に存在するリールを隈なく眺めたこともないくせに、
世界一格好良いと自慢するベイトリールだ。
ヘッドハンターSRV#6及びナイロンライン20ポンドを巻いた
二機を用意し、状況に応じて換装する。
サーキットのコンディションに応じて
エンジンを乗せ換えるようでいいね。
ミスディミーナーSTにはルビアスLT2500-XHに
YGKエックスブレイド アップグレードX8 #1.2を巻き、
リーダーはナイロン25ポンドと10ポンドの二種類を用意して
対象魚に応じて使い分ける。
メインラインで常用しているPE#1.2という太さだけど、
本来は#1でいいと思いつつ、保険を掛けて#1.2にしている。
かといって#1.5ではストレスになるので、
この#1.2という絶妙な太さ強さが大変安心感を与えてくれてよろしい。
PEラインとリーダーの結束はFGノット。
数種類のノットが存在するが、
キャスティングという釣法において導き出した答えのひとつ。
さらにリーダーとスナップの結束はクリンチノット改。
ここをさらに強いダブルクリンチノットにすると、
根掛かり等でFGノットが負けてしまい、
自然の中に余分なゴミを残すことになる。
よって逃げを設けることも必要だと考えた結果である。
スピニングタックルにPEラインを使用するようになってまだ
日は浅く若輩者だが、2005年から数社のPEラインを吟味して
落ち着いたのがYGK製のPEライン。
ウルトラキャストマンにウルトラジグマンを含め、
YGK製が最も自分のスタイルに合致した。
他に東レにサンラインにユニチカも良品であったが、
新興や安かろう悪かろうの首を傾げたくなる
ラインメーカーの存在をここで列挙することはやめておこう。
週末アングラーとは一線を画した、
年間約百日のヘヴィユーザーでもあったので、
PEラインのインプレッションには自信がある。
思い出の魚を喰わせたルアーは数あれど、
あの魚もあの窮地に立たされた時も、
実はYGKのラインが裏切らなかったことによるのだから賞賛に値する。
もし誰かがPEラインに迷っていたならば、
YGKにしなさいとドンと背中を押す。
さらにメイドイン鳴門市というのにも好感が持て、
それは近年だろうか近畿地方の天気予報になぜか徳島県が入るようになり、
なんでやねん、とか、なんで徳島、という声も聞かれるが、
そのおかげで四国徳島が身近に感じられるようになった。
大阪駅前の梅田新歩道橋を歩いている時に、
突然ABCの女性リポーターに「徳島県といえば!?」とマイクを差し出されたら、
怯むことなくウインクひとつ声高にYGKと答えよう。
そしてYGK製造工場を見学できるならば、出来立てほやほやのPEラインに
全身をぐるぐる巻きにされて恍惚の表情を浮かべたいとさえ思っている。
余談になるが初めてのPEラインはうろ覚えだけど、
90年代後半頃だったかの雷強というライギョ釣りに特化したラインだった。
ヘヴィカバー代表のハスエリアで喰わせたカムルチーを、
リールが破壊しロッドが破損しようとも必ず
ランディングできるという安心感があった。
掛けたイトウを確実に手中におさめねばならぬ使命を、
アップグレードX8に課した。
携えるロッドは航空会社の受託荷物ルールに則った寸法で決まる。
あらゆるパワーとレングスのロッドを持って行けるならば
頭を悩ませることもないのだが、
厳しい制限の中で望ましいロッドを自ら決断する。
幸いなことに愛用する釣具ブランドのwhiplash factoryは、
長年に渡り徐々にバイクや航空手段において柔軟に対応できる
スペックを備えたルアーロッドがカタログに並ぶようになったのだが、
これは海外逃避行と称したwhiplash factory代表の
スタイルによるものである。
それにより深謀遠慮で入手していた
ベイトロッドとスピニングロッドがある。
ローディーラーはエクストリームエディションの
REX601HX-G [The Outrageos]アウトレイジャスと、
スピニングモデルの
R611RL-S2[The Misdemeanor ST]ミスディミーナーSTだ。
後者のミスディミーナーに関しては、
購入したのち振って曲げて調子を確認してほくそ笑むことをしたのみで、
実戦で使用することなくその日が訪れるまで眠らせていた。
自分の右腕のように扱えるタックルで挑むのではなく、
初の釣魚を北海道の魚類にしようという企みが口元を綻ばせた。
これら二本を選出したのちロッドケースの製作が始まる。
材質はホームセンターで購入できる塩ビパイプにし、
ロッド二本と小物類を押し込めるよう受託荷物サイズ目一杯に
設計した。
のちにマットブラックの缶スプレーで全塗装し、
肩に掛けられるよう適当なベルトをインシュロックで留め、
最後にwhiplash factoryのステッカーを貼って完成。
台湾へ行った時のロッドケースはオリーブドラブを塗装したが、
今回のマットブラックは一段と厳つい。
アウトレイジャスに乗せるリールは当然の如く
ミリオネア・ブラックシープ250。
世界に存在するリールを隈なく眺めたこともないくせに、
世界一格好良いと自慢するベイトリールだ。
ヘッドハンターSRV#6及びナイロンライン20ポンドを巻いた
二機を用意し、状況に応じて換装する。
サーキットのコンディションに応じて
エンジンを乗せ換えるようでいいね。
ミスディミーナーSTにはルビアスLT2500-XHに
YGKエックスブレイド アップグレードX8 #1.2を巻き、
リーダーはナイロン25ポンドと10ポンドの二種類を用意して
対象魚に応じて使い分ける。
メインラインで常用しているPE#1.2という太さだけど、
本来は#1でいいと思いつつ、保険を掛けて#1.2にしている。
かといって#1.5ではストレスになるので、
この#1.2という絶妙な太さ強さが大変安心感を与えてくれてよろしい。
PEラインとリーダーの結束はFGノット。
数種類のノットが存在するが、
キャスティングという釣法において導き出した答えのひとつ。
さらにリーダーとスナップの結束はクリンチノット改。
ここをさらに強いダブルクリンチノットにすると、
根掛かり等でFGノットが負けてしまい、
自然の中に余分なゴミを残すことになる。
よって逃げを設けることも必要だと考えた結果である。
スピニングタックルにPEラインを使用するようになってまだ
日は浅く若輩者だが、2005年から数社のPEラインを吟味して
落ち着いたのがYGK製のPEライン。
ウルトラキャストマンにウルトラジグマンを含め、
YGK製が最も自分のスタイルに合致した。
他に東レにサンラインにユニチカも良品であったが、
新興や安かろう悪かろうの首を傾げたくなる
ラインメーカーの存在をここで列挙することはやめておこう。
週末アングラーとは一線を画した、
年間約百日のヘヴィユーザーでもあったので、
PEラインのインプレッションには自信がある。
思い出の魚を喰わせたルアーは数あれど、
あの魚もあの窮地に立たされた時も、
実はYGKのラインが裏切らなかったことによるのだから賞賛に値する。
もし誰かがPEラインに迷っていたならば、
YGKにしなさいとドンと背中を押す。
さらにメイドイン鳴門市というのにも好感が持て、
それは近年だろうか近畿地方の天気予報になぜか徳島県が入るようになり、
なんでやねん、とか、なんで徳島、という声も聞かれるが、
そのおかげで四国徳島が身近に感じられるようになった。
大阪駅前の梅田新歩道橋を歩いている時に、
突然ABCの女性リポーターに「徳島県といえば!?」とマイクを差し出されたら、
怯むことなくウインクひとつ声高にYGKと答えよう。
そしてYGK製造工場を見学できるならば、出来立てほやほやのPEラインに
全身をぐるぐる巻きにされて恍惚の表情を浮かべたいとさえ思っている。
余談になるが初めてのPEラインはうろ覚えだけど、
90年代後半頃だったかの雷強というライギョ釣りに特化したラインだった。
ヘヴィカバー代表のハスエリアで喰わせたカムルチーを、
リールが破壊しロッドが破損しようとも必ず
ランディングできるという安心感があった。
掛けたイトウを確実に手中におさめねばならぬ使命を、
アップグレードX8に課した。
Posted by Миру Україні at 07:07
│イトウ