2023年05月08日
イトウは心に宿る24
ようやくルアーを選出したならば、
今度はフックの確認に移行する。
フックポイントが鋭いかどうかを確認するのではなく、
ルアーの指定サイズであるか確認しながら新品に交換するのだ。
使用時間が短くポイントが鋭いのに交換するだなんて、
と惜しんではならない。それほど北海道の水系は重要であり
微塵の後悔もしたくないので問答無用で新品にする。
だけど交換したお古を廃棄するとは言っていない。
使えそうなのは保管して別の機会に使用する。
言い方は乱暴だけど身近な魚なら逃したところで地団太を踏むことはない。
枕を濡らすだけだ。
今回は前述したように釣具の買い足しをしないことにしていたが、
いつぞやの金属類値上がり前に購入したもの等々、
トレブルフックの在庫は見事に充実していたので、
躊躇することなく交換完了。
そのほとんどがカルティバのスティンガーと、
土肥富のマルトフック。
現在はこの二社を主に使用しているが、
当者調べでは、日本を代表する針メーカーはいわゆる播州針と言い、
兵庫県が発祥の地であり、
徳川末期に土佐の国(!)から釣り針製造技術が移入された記録が
ある。
ツーリングやドライブ中に予備知識なしに突如として
オーナーだカツイチだ土肥富だささめ針などの工場が目に飛び込めば
声をだして驚き、有名ではないけれど県道沿いに針メーカーの
工場があれば唸ってしまう。
同行女性からマニアックすぎるとつっこまれるが、
いや、これはエンジンを組む者として、
ヨシムラや戸田レーシングを知らないのはもぐりであるのと同義。
一般人がワイセコのピストンだ連桿比だを知らないのは仕方ないけれど。
実際にあったことだが、登山が趣味ですと言った年上男性が
モンベルを知らないと発言した瞬間、もぐりかとつっこんだことがある。
なぜ登山が趣味などと嘘を言うのか理解できない。
こんな御仁は単独無酸素登頂で天保山を制覇しておけばいい。
楽器演奏が趣味なのにストラディバリウスを
知らないと言った者にも脊髄反射的につっこんでしまった。
ビブラスラップから出直せと言いたい。
カメラが趣味なのにカールツァイスやローデンシュトックを
知らないのももぐりだ。
セリカLB TURBO Gr.5にでかでかとローデンシュトックの
ステッカーが貼ってあるだろうに。
バイクが趣味だけどノートンを知らないとか、
車が趣味だけど光岡自動車を知らないのも厳しいのではないか。
釣人なのに兵庫県に鎮座する土肥富を知らないなどもぐりでしかなく、
金魚すくいから出直せばいい。
閑話休題、もちろん新品ルアー以外はスプリットリングも交換。
そして親の敵を討つようにカエシを潰したり削ったりで、
バーブレスフックにすることも忘れていない。
と、作業を終えてからふと疑問が湧いた。
湿原河川においてトレブルフックは通用するのだろうか。
倒木に流木、沈水植物などで行く手を阻むなら、
シングル・フック仕様も必要ではないだろうか。
め、めんどくさ、いや、決してそんな事を心に思っても
吐き出してはならない。
餌釣り用の針ケースから丸セイゴにチヌ針に白狐、
最大はカルティバSJ43の11/0というジギング・フックを取り出し、
帝人のテクノーラ組糸でスイミング・フックを自作。
腰が重かったのとは裏腹に、作り始めれば楽しい時間となる。
しかしこれで終わらず、スイミング・テストがある。
本来はトレブル・フックでセッティングしてあるプラグなので、
フックの重量や形状の変更によりプラグの動作に
影響を及ぼす可能性がある。
フックサイズを換えた時点で動きが変わるので、
それはもうウチのルアーではないと宣うメーカーもあったが、
そういった主張が面倒臭い。こういったルアーで釣っても
気持ち良くないので次第に出番はなくなり埃が被る。
幸いなことに僕が信頼を置くルアー群に、
その程度で動きが破綻するようなプラグがなかったのはさすがだし、
魚釣りは遊びだから自分なりのチューニングで楽しめばいいという
メーカーのスタイルに共感する。
今度はフックの確認に移行する。
フックポイントが鋭いかどうかを確認するのではなく、
ルアーの指定サイズであるか確認しながら新品に交換するのだ。
使用時間が短くポイントが鋭いのに交換するだなんて、
と惜しんではならない。それほど北海道の水系は重要であり
微塵の後悔もしたくないので問答無用で新品にする。
だけど交換したお古を廃棄するとは言っていない。
使えそうなのは保管して別の機会に使用する。
言い方は乱暴だけど身近な魚なら逃したところで地団太を踏むことはない。
枕を濡らすだけだ。
今回は前述したように釣具の買い足しをしないことにしていたが、
いつぞやの金属類値上がり前に購入したもの等々、
トレブルフックの在庫は見事に充実していたので、
躊躇することなく交換完了。
そのほとんどがカルティバのスティンガーと、
土肥富のマルトフック。
現在はこの二社を主に使用しているが、
当者調べでは、日本を代表する針メーカーはいわゆる播州針と言い、
兵庫県が発祥の地であり、
徳川末期に土佐の国(!)から釣り針製造技術が移入された記録が
ある。
ツーリングやドライブ中に予備知識なしに突如として
オーナーだカツイチだ土肥富だささめ針などの工場が目に飛び込めば
声をだして驚き、有名ではないけれど県道沿いに針メーカーの
工場があれば唸ってしまう。
同行女性からマニアックすぎるとつっこまれるが、
いや、これはエンジンを組む者として、
ヨシムラや戸田レーシングを知らないのはもぐりであるのと同義。
一般人がワイセコのピストンだ連桿比だを知らないのは仕方ないけれど。
実際にあったことだが、登山が趣味ですと言った年上男性が
モンベルを知らないと発言した瞬間、もぐりかとつっこんだことがある。
なぜ登山が趣味などと嘘を言うのか理解できない。
こんな御仁は単独無酸素登頂で天保山を制覇しておけばいい。
楽器演奏が趣味なのにストラディバリウスを
知らないと言った者にも脊髄反射的につっこんでしまった。
ビブラスラップから出直せと言いたい。
カメラが趣味なのにカールツァイスやローデンシュトックを
知らないのももぐりだ。
セリカLB TURBO Gr.5にでかでかとローデンシュトックの
ステッカーが貼ってあるだろうに。
バイクが趣味だけどノートンを知らないとか、
車が趣味だけど光岡自動車を知らないのも厳しいのではないか。
釣人なのに兵庫県に鎮座する土肥富を知らないなどもぐりでしかなく、
金魚すくいから出直せばいい。
閑話休題、もちろん新品ルアー以外はスプリットリングも交換。
そして親の敵を討つようにカエシを潰したり削ったりで、
バーブレスフックにすることも忘れていない。
と、作業を終えてからふと疑問が湧いた。
湿原河川においてトレブルフックは通用するのだろうか。
倒木に流木、沈水植物などで行く手を阻むなら、
シングル・フック仕様も必要ではないだろうか。
め、めんどくさ、いや、決してそんな事を心に思っても
吐き出してはならない。
餌釣り用の針ケースから丸セイゴにチヌ針に白狐、
最大はカルティバSJ43の11/0というジギング・フックを取り出し、
帝人のテクノーラ組糸でスイミング・フックを自作。
腰が重かったのとは裏腹に、作り始めれば楽しい時間となる。
しかしこれで終わらず、スイミング・テストがある。
本来はトレブル・フックでセッティングしてあるプラグなので、
フックの重量や形状の変更によりプラグの動作に
影響を及ぼす可能性がある。
フックサイズを換えた時点で動きが変わるので、
それはもうウチのルアーではないと宣うメーカーもあったが、
そういった主張が面倒臭い。こういったルアーで釣っても
気持ち良くないので次第に出番はなくなり埃が被る。
幸いなことに僕が信頼を置くルアー群に、
その程度で動きが破綻するようなプラグがなかったのはさすがだし、
魚釣りは遊びだから自分なりのチューニングで楽しめばいいという
メーカーのスタイルに共感する。
Posted by Миру Україні at 07:07
│イトウ