2017年11月16日
並木

人物や動きものなど、いろいろな被写体の中で風景が
もっとも簡単と思っていたけれどそれは間違いだった。
刻一刻と表情を変えていく景色。
さて撮るぞとなったところで太陽が雲に隠れるとお手上げで、
風が樹木を揺らすと被写体ブレ。
雲のあるなし、またはその形で作品の印象は変わり、
辺りが西日に照らされる風景を狙っているとわかるのだけど、
太陽の動きにせかされ撮り直しをさせてくれない。
結局のところどんな撮影も奥深く、感性も必要となり、
カメラの専門学校があっても不思議でないことがよくわかった。
ともあれ昨今、スマホを持つ人々がなにかと被写体を見つけては
撮影するわけで、別に高価なカメラが絶対なのではなく、
心を動かされ撮りたくなる衝動というのは、
とても良いことなんじゃないかなと思う。
Posted by Миру Україні at 07:07
│風景