2018年06月28日
女流釣師


ビワコオオナマズの四尺上を釣り、
アカメはミノウオと呼ばれる長さを釣り、
サクラマスはもちろん二尺上を釣った。
とうとう今年はサツキマスを釣りあげるに至った。
彼女の凄いところは、
身近に生息する魚類をはじめ、
オヤニラミやタウナギなどのマニアックな魚種から、
ゴギなどの限られた地域のみに生息し、
かつ個体数が少ない魚種までを、
できる限り人に頼らず単独で探索して釣りあげることにある。
そして彼女は微笑みながら言った。
「少しはあなたに近づけたかしら?」
「イトウはあなたと一緒に釣りたいナ♪」
なんてストーリーは一切なく、
魚釣りをほぼしたことがない初心者だ。
ただし、ロッドを扱うことに関しては特筆すべきものがあり、
プロだと疑うも独学だとのこと。
軟調子から硬調子までのロッドを見事に扱う妙技に
僕は舌を巻いた。
Posted by Миру Україні at 07:07
│水辺