2018年08月11日
琵琶湖水系ボイル会場へ行ってきましたよ

イナと呼ばれるボラの未成魚が水面下に大群を成し、
それは教室4つ分ほどの範囲を埋め尽くし、
水面をざわつかせていた。
時折響く豪快な捕食音。
音質からしてスズキに違いなく、
数尾のスズキがあちこちでイナに襲い掛かり、
水面を炸裂させていた。
これがアカメ生息地ならばアカメ特有の捕食音と衝撃で
イナが飛びあがるのだけど、しばらく観察するにここは
スズキのみのようだった。
おまけに周囲には誰もおらず僕のみ。独り占めの砂被り。
このような宴の中どうやってスズキにルアーを喰わせるのかだけど、
冷やかし程度に投げて早々に諦めた。
捕食者に襲われる被食者を見る分には興奮して楽しいのだけど、
いざ釣ろうとするならば、どこにスズキが居るかが読めず、
ひたすらボイルに翻弄されることはわかっていたので、
宴会場から離れた場所でルアーを投げることにした。
ここではスズキが潜んでいる位置や頭の向きもわかるので、
歩を進めスズキの背後から忍び寄る。
立ち止まれば、数メートル先へピッチングという投法で
ルアーを振り子のようにして低弾道で送り込み、
着水位置は確実かつ静かな着水音で
スズキの捕食衝動を呼び覚ます。
こういったシチュエーションでは正確なキャストが必要なため、
短めのロッドとベイトキャスティングリールの組合せが活躍する。
ルアーはペンシルベイトを選んだ。
理由はこれといって深い意味はなく、
ペンシルベイトを操作したい気分だった。
よってトップウォータープラグであれば他のモデルでも
釣れるだろうと思う。
水が滑らかに手前に流れていたので、
その流れを追い越すようにペンシルベイトを操作する。
すぐに水柱が立った。
ラインに手応えがなく喰い損ねたらしく、
ちょっとペンシルベイトを動かすリズムが悪かった。
さらに歩を進める。
ペンシルベイトが着水してすぐに喰ってきたが、
これも喰い損ない。しかし残念だとはあまり感じず、
スズキの攻撃的な捕食劇に高揚し、期待感がさらに増す。
三度目の正直よさあ来いと、
ペンシルベイトの着水から集中しワンアクション、
少し動かし、数秒静止。
そこから軽くラインを張った瞬間、捕食音が静寂を破った。
走る・潜る・水面を蹴る・宙返り・エラ洗い。
とてつもなく暴れ回り、
スズキの引き味を存分に味わった。
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Posted by Миру Україні at 07:07
│夏