2019年08月11日
こんな方いますか?

思い出の水辺巡り
中一の夏。僕はT室池に
友達とその父上に連れてきてもらった。
『思い出の水辺巡り』
こんな遊びをしている方が周囲にいない・・・・・・。
例えば、初めて魚釣りをした水辺に行ってみる。
ルアー釣りを初体験したあの場所へもう一度。
夏休みを利用し電車に乗って訪れた憧れの湖に
大人の自分が立ってみる。
などなど、少年期に体験した水辺再訪。
記憶の海に漕ぎ出して、こんなこと、あんなこと、
少しずつ欠片を集めながら現地に立つと・・・・・・。
感慨に耽ったり、
こんなんやったかなーー?と笑ってみたりと、
これがなかなか楽しいのであります。
再訪時は当時と同じ季節、同じ時間を意識していますよ。
今回は初ブラックバスをまだ釣りあげておらず、
苦労していた頃の池に行ってきましたよ。
T室池。
景色はほぼ記憶の通り。しかもここへ辿り着く前のワインディングも
覚えていましたし、車内での会話も急に思い出されました。
友達の父上が「俺は鈴鹿サーキットを走ったことあるんやでー」と、
モータースポーツ好きでもあった僕はすげー!と言ったのでした。
懐かしい景色が広がり、現在は魚釣り禁止の看板が立っていました。
ここからワームを投げたんですねー。テキサスリグですよ。
ボディが黒でテールが赤の6インチくらいの長さだったかな。
これは民家を改造した小さな釣具屋にあった
瓶に入ったワームで、それを割り箸で挟んで買ったやつだったかも。
当時は手でワームを触ることを禁止されていましたからねえ。
ワームを一本買いした時代です。
ワームが切れたり裂けたりしたら、ライターの炎で炙って補修して
大切に使っていたんですよ。
余談がすぎる・・・・・・。
タックルはベイトタックルでリールはオリムピック。
バックラッシュせずに投げられるようになるまで
家の前で何度練習したことか。
案の定この日もバックラッシュして凍り付いたけれど・・・・・・。
朝一に明らかなる魚信があり、クラッチを切って5秒待てと教わったんやねえ。
でもフッキングに至らず。
友達の父上に「ワームを引っ張ったら歯形が確認できるよ」と
教わり、そうしてみると確かに歯形が!!
これには興奮しました。初ブラックバスとのコンタクト。
僕は三十年以上経過したその場所に立ち、
沢山のことを思い出して微笑んでしまいました。
そしてこの数時間後・・・・・・
次の池で僕は初ブラックバスを釣りあげるのでした☆
Posted by Миру Україні at 07:07
│湖沼