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Posted by naturum at

2022年08月03日

北釣戦 地元イトウ釣りのシークレットルアーはこれだった!


有益な情報を入手した。
地元イトウ釣師の極秘で門外不出、
完全シークレットのルアーがネットに書いてあった。

あまり魚釣りに詳しくないのでよくわからないけれど、
バス用として地位を確立しているスピナーベイトウだが、
実はイトウ釣りにおいて絶大な威力を発揮し、
あまりの釣れように口外してはならない掟が存在するとのこと。
なのでご覧の皆様には他言無用で願いたい。

『起源は1800年代初頭、
モンゴルの遊牧民バトウナジー・シトエルネ氏が
太偉孟(タイメン)攻略のために生み出し
その擬似餌の名を簾毘梛稗威闘とし、
対太偉孟専用擬似餌として後に世界へと伝わる』
民明釣房刊「世界の魚釣り奇譚」より

イトウの習性・食性・体の特徴(特に上顎・下顎)を鑑みれば
スピナーベイトウの形状は理に適っており、
紛うことなきイトウ専用であろう。

まずスピナーベイトウの一番の特徴であるブレードだ。
これが水の抵抗を受け流しながら回転。
水を攪拌しつつ光を乱反射させるこの発想。
だがスピナーベイトウの本質はこれだけに留まらず、
フックはブレードに付いておらずヘッドと一体成型されている。
つまりブレードを喰わすのではなく、
ブレードの動きで誘い、ヘッドで喰わす。
ひとつの形の中で、互いに違う役目を果たす唯一無二の画期的ルアー。

これはまるでツイン・カム。ディスプレイをする雌雄のカムルチーの意ではない。
二本のカムシャフトである。
旧型エンジンのスタンダードだった
吸気と排気を一本のカムシャフトで担っていたのがSOHC(シングル・カム)。

吸気バルブと排気バルブをそれぞれのカムに独立させ、
役割分担させたのがツイン・カム。
ダブルオーバーヘッドカムシャフトいわゆるDOHCである。

そう、ブレードとヘッドが一本になった長いスピナーのようなインライン形式が
SOHCなら、スピナーベイトウはまるで高性能エンジンを象徴するDOHC。
これは釣れる。釣れないわけがない。
さらにハイカムを組み、アイドリングが不調だろうが低回転が鈍ろうが、
ブレードを高回転仕様にすればイトウが狂ったように追尾し、
さらにTMR-マルチプルジェットノズルのとてつもなく鋭いレスポンスと吸気音、
そしてピストンから排気バルブに押し出された効率よく燃焼した排ガスが、
官能のエキゾーストノートと共に大気に放出される。
これで間違いなくイトウは狂ったように喰いつくはずだ。
なお、二つのキャブ、いや、ブレードの同調はとらずとも綺麗に揃っている。

そもそもスピナーベイトウでオオクチバスが釣れるというのは
フェイクニュースに違いなく、
なにをどう考えてもイトウに特化されているし、
なによりスピナーベイトウが醸す雰囲気は、
北の湿原を縫うように横たわる川にこれ以上なく合致するではないか。

主食はネズミだのなんだのと散々振り回されてきたが、
イトウの本質を見抜けていなかったのは不覚。
そこは魚釣り初心者だけにお許し願いたい。
やはりワンタックル・ワンルアーを貫き通すなら、
スピナーベイトウのみでいけると確信。










  

Posted by Миру Україні at 07:07イトウ

2022年07月28日

北釣戦 イトウ必釣ルアーはコレだ!!


有益な情報を入手した。
イトウの主食はエゾネズミの仲間だとネットに書いてあった。
小魚を捕食するというのは遠征者の目を眩ますフェイクニュースらしい。

25メートル級の超大形イトウのヒグマやエゾシカを偏食する
地元のシークレット・パターン、
ベアパタにディアパタをメインに組み立ててきたが、
空気抵抗の大きいテディベアに組み込む重心移動の製作に悩んでいたのと、
奈良公園のお土産売場に並ぶ赤と青のビニール鹿は
ディアウォークは得意だけど、
浮き姿勢からのダイヴアクションが非常に困難であり、
対イトウのルアーに頭を悩ませ夜も眠れず昼に寝ていたが、
とうとうネズミ系で決まりそうだ。

ただし季節と場所によりイトウが捕食するネズミの種類があり、
それを間違えては絶対に喰わないらしい。

なるほど。イトウといえど渓魚によくある、
特定の流下昆虫を選り好みする偏食だろう。
それはマッチ・ザ・ハッチを狙っていたものの、
フタスジモンカゲロウの陰で流下するサホコカゲロウの存在に気付かず、
ライズリングの前にひれ伏すマスキング・ハッチ。
大きめのメイフライ(カゲロウ)の陰で羽化していた小形のメイフライを
喰っていたというのを、ストマックポンプで吸い取り
シャーレで確認して膝から崩れ落ちるやつだ。


画像のウインクしているウィードレスプラグから時計回りに
R.O.D / M.O.D / M.U.D / DEB.NZ / COMA.NZ
Whiplash factoryのラインナップだ。

これらウィードレス・プラグのデザインの元となったのが
実はエゾヤチネズミ・エゾアカネズミ・ヒメネズミ・ミカドネズミ・ハツカネズミ
だということに気付いた。
長年ライギョ狙いのイミテーションプラグと思い込んでいたのになんたる不覚。
イトウを意識して北海道のネズミを模していたとは・・・・・・。

それにウィードレスプラグという形状が理にかなっている。
確かにイトウ生息地である原野の河川にはオバハン、いや、
覆いかぶさる木々に倒木・流木、はたまた水草などがあるやもしれぬ。
根掛かり等で原野にプラスチックを残すのは大罪。
そこでウィードレスプラグ・・・・・・なるほどそうだったのか。
ようやく腑に落ちた。
カムルチーがネズミを喰うなどと聞いたことがないし目撃もしていない。
自分の目で見たことがないのになぜ信じられよう。
よって、ネズミ型ウィードレスプラグはイトウ専用ルアーだったのだ。

ワンタックル・ワンルアーで挑む予定だったが、
難攻不落のマッチ・ザ・ハッチュウに対応すべく
ネズミ達を無造作にリヤカーに放り込んだ。






  

Posted by Миру Україні at 07:07イトウ

2022年07月25日

北釣戦 イトウは幻じゃない!ポイントも教えてもらったよ!



特に多かったのがアカメ釣りの時で、
同じく遠方からアカメ釣りに来られている釣旅人(リタイア組のジジイ)との
会話で出てくるのが北海道のイトウ。

アカメ釣りをしているとイトウ釣りも好きだと思われているのか、
何も聞いていないのにイトウ釣行を語り始める。
誰かに聞いてほしくて仕方ないのだろう。
家に居ても家族から相手にされないから放浪の釣り旅に出ているのね。
と思っていると、ご自身でそう申されていた。
愛し合えない夫婦って寂しいですねぇ。カワイソ。


これまで数名からイトウ釣行を聞いた、いや、聞かされたけど
開口一番「イトウは幻ではない」そうだ。
リタイア釣人の皆様はイトウを狙っているのではなく、
メーターイトウを狙っておられるそうで、
メーター未満なら釣ることに関して普通種であり、
よっぽどアカメやビワコオオナマズの方が難しいとのこと。

ふーん。ビワコオオナマズは本湖でも一投目や二投目でも釣ってるし、
多くは三十分以内で釣って帰宅してるねんけど。
いかに少ないキャストで目的の魚を釣るか。
その魚の習性を知らないとできないわけで、
わからないと釣れるまで延々投げ続けるシャーマンフィッシング。
シャーマンフィッシングとは、
雨が降るまで祈り続ける雨乞いシャーマンのような釣り。
祈って雨を降らせたのではなく、雨が降るまで祈っていただけのこと。
いわゆる、釣れるまで一本の杭になる。そんな根性論なんてダセェ。
とっとと釣って女とラブラブ☆

アカメは合計百釣行未満だし、わからないことだらけ。
でも夜の部でボーズはなくなったよね。

ということはイトウ釣りは楽勝?それは良かった。
幻の魚なんていらない。
絶滅寸前で幻なんて、そんな不幸な話はないわけで、
釣るのが簡単なほど個体数が保たれているのは素晴らしいことだ。

ただし、だ。

イトウ釣行経験者が口を揃える川はみな同じ河川名。
そんな有名な川なのかしら。
もしかして、皆が同じ川で釣って何度も釣られるイトウが居るのなら、
それはシェアイトウ?なんか残酷。知らんけど。

でも、ありがたい。
イトウのポイントを教えてくれてありがとうございます!

よっしゃその川には絶対行かないことにする。

だってそこに行けばイトウが居るんでしょ?
答えを聞いて行くなんてしょーもない釣りやわ。

渓流釣りでも漁協で遊漁料を支払う時、
放流場所をうかがうと地図で丁寧に教えてくださる。
ありがとうございます。
心の中で、絶対そこには行きません。
だってその放流場所は養殖魚天国なんでしょう?
しょーもな。
養殖尺イワナより、天然の小形イワナ。
僕が求めているのは誰かにする釣果自慢でもなく、
渓魚の生息調査。
だから釣り過ぎないようにするし、キープもしない。

僕のように同じ考えの釣人ってどれくらいいるのだろう。
まあ聞いたことないかな。


ではイトウのポイントをどうやって知るのかといえば、
いつか行く時のためにスクラップしてきた紙の資料。
古いもので昭和五十六年からある。
これらに出てくる河川に行けばイトウが居たのかも知れないが、
現在は絶滅しているかもしれないし、釣り禁止になっているかもしれない。

その中には釣り禁止ではないけれど、
イトウの生息数を増やすために保護している河川もあるようで、
地元有志が大切にされているイトウを釣るような無粋なことはしたくないので、
こういった場所もパス。

あと、イトウを養殖して放流している場所もあるらしくこれもパス。
たとえ北海道であっても念願のイトウが養殖魚というのは残念すぎる。
誤解無きよう補足すると、これはスレてしまった自分の考えであって、
放流魚や養殖魚、はたまた釣堀で喜ぶ方を蔑視するものではございません。
喜べるほうが幸せなのですから。

まあさらにこだわっていたのは人工物ポイントはスルー。
例えば堰堤やテトラ付近、それに護岸された岸。
せっかくの大自然の釣りなのだから、
一級ポイントであってもスルーしようと誓った。

せっかく教わった好場所や
一級人工物をスルーしてボーズやったらどうしよう!

あと、調べていくうちに衝撃の事実を知ることになる。

北海道の多くの河川は遊漁料が不要らしい・・・・・・。

関西なんて醜い姿の養殖魚に外来魚放流、ヤマメの川にアマゴを放流して
サクラマス皆無、
どこぞの川のニッコウイワナを集めてぶちまけて遺伝子汚染させ
天然ニッコウイワナ絶滅、
さらにはろくに放流もしてない詐欺をしながら日券三千五百円、
現場徴収プラス千円のクソ漁協もあるんやぞ。なめんなよ。







  

Posted by Миру Україні at 07:07イトウ

2022年07月16日

北釣戦イトウ釣りのルアーを本気で考える。


釣りキチ三平イトウ編
実話をもとに描かれたらしい。ネットにそう書いてあった。

イトウ伝説を調べていくうちに凄まじい事実を知る。

『エゾシカを丸呑みにしたイトウだったが、
エゾシカの角がイトウの腹を突き破っていた・・・・・・』

エゾシカといえば奈良公園で有名なニホンジカと比較すると
2倍以上の大きさで150キロ級である。
いや待てよ。となると、さすがに丸呑みはないだろう。
きっと生後間もないエゾバンビちゃんではないか。
ならば丸呑みも可能であると考えたが、
角があるとなればやはり150キロにもなる成獣か。
それを頭から一気喰いしたイトウの大きさとは一体・・・・・・。
震えが止まらない。


『ヒグマが渡河しているところを襲ったイトウだったが
飲み込みきれず、ヒグマとイトウの人魚、いや、獣魚状態で
泳いでいた・・・・・・』

川を泳ぐネズミを襲うこともあるイトウであれば、
ヒグマを襲うことも十分ありえる。
ヒグマといえば我が国、日本最大の動物である。
オスは500キロ超もの個体が記録されている。
クマはクマでもニホンアナグマの見間違いではないのだろうかとも考えたが、
北海道での生息は確認されていないらしい。
となるとやはりヒグマか。
そんな超大型哺乳類を襲うイトウの大きさとは一体・・・・・・。
震えが止まらない。


『巨大イトウが横たわり川を堰き止めダムができていた。
川幅は50メートルはあろうかと思われるのに・・・・・・』

50メートルの巨大イトウが目撃された貴重な証言である。
でもさすがに50メートルはないだろう。
ここは話半分にして25メートル級ではないだろうか。
となると、25メートル級のイトウならばヒグマをメインベイトとしているのも頷ける。
シロザケが遡上する季節にヒグマは水辺に佇むが、
油断しているところを狙って巨大イトウが襲い掛かっても不思議ではなく、
むしろ自然といえよう。
となればさきほどの獣魚伝説と繋がるではないか。
もう震えが止まらない。

本州では想像も及ばない広大な北の大地である。
何もかもスケールが違う。
場所によっては最寄りのイオンモール、いや、イオンまで片道四時間弱という。
匍匐前進での到達時間ではない。乗用車だ。
イオンのマクドを店内で食べ、さらにテイクアウトするのも頷けよう。


これらイトウ伝説、いや、イトウのありのままの事実を鑑みると、
新たにルアー及びフックの変更を余儀なくされた。

ワンタックル・ワンルアーで挑み、掛けたら獲る。
幻は逃さない。



1.4gのスプーンにカルティバSJ43 11/0

イトウにはやはりスプーンしか考えられない。
しかもスレた養殖マスを攻略するために
徹底的に鍛えられたエリアスプーン。
そして2メートル超のイトウに力負けしない強靭なジギング・フック。

僕のスタイルでもあるバーブレスフックは譲れない。
















  

Posted by Миру Україні at 07:07イトウ

2022年07月15日

北釣戦 イトウ釣りのルアーを真剣に考える編


釣りキチ三平イトウ編
実はノンフィクションらしい。ネットにそう書いてあった。

世に星の数ほどあるルアーだが、
イトウ狙いの絶対的ルアーといえば明確、いや、鳴鶴先生が作られた
野ネズミ型特大ルアーだろう。
迷うことはない。北の大地広しといえど、これひとつで十分。

僕はニジマスの管理釣場へプラグひとつで挑んだことが数回ある。
ルアーボックスの中のひとつで攻めるのではない。
ルアーボックスなど持って行かず、
トップウォータープラグひとつだけを持っていくことだ。

ルアー交換ができないため釣れなければ腕の悪さ。
高切れなどラインブレイクでルアーロストすればその日は終了。
一投一投の緊張感。
背水の陣で臨む釣りは真剣勝負。

カムルチー釣りに関しても予備ウィードレスプラグなしで
ロッドにひとつぶら下げての釣行を何度もしている。
しかも一投目でカムルチーを釣り上げ、水に帰して釣行終了。
記憶に残る真剣勝負。

僕はイトウ釣りを真剣勝負だと考えている。
初めての場所、初めての魚種、そこへルアーひとつで挑む。

そしてフックは当然、シングル・バーブレス。
イトウへのダメージ低減を考えれば至極当然。
そして普段の釣行から心掛けているのはルアーロストをしないこと。

イトウ釣りは根掛かりを恐れずに攻めろ?

恥を知れ。

根掛かり等で大自然の中に人工物を残したくない。
ゆえにシングルフックの選択も必然といえよう。

さらに野ネズミ型特大ルアーの動きを最大限引き出すべく、
スイミングフックを自作し装着。


ミッジ#24の相乗効果でネズミの尾をイミテーションされている完璧な仕様。
計算上では全長2メートル超のイトウの引きにも耐えられるようになっている。















  

Posted by Миру Україні at 07:07イトウ

2022年07月09日

北釣戦 イトウ釣行記長編予告 



暇を持て余してブログを読むサラリーマンの皆様はいいですね。
どうせ夏の賞与が出て気分上々なのでしょう。
さらに株価低迷で、三歩進んで四歩下がる現在は買い時。
大胆に賞与を右から左に移してほくそ笑みですか。
近い将来笑いが止まらなくなるのでしょうね。

空調の効いた部屋でソファに寝ころび
スマホ片手におやつを食べながら、
今年も半分頑張ったし一週間くらい有休を取得して
どこへ行こうかともお考えでしょうか。
休んでも周囲がフォローするので仕事は回り、
自分はどこぞでバカンスしても給料が保証される。
というか働き方改革で人事から有休を使え使えとうるさく、
「二十日間くらい海外でも行ってきたら?でも円安だから
国内の避暑地なんてどうかしら。でも暑い時こそ沖縄もいいものよ。お土産よろしく☆」
なんて言われてるのでしょうね。
最高ですねサラリーマン。
住居不定無職には無縁の話でございます。はぁ馬ヤラシイ。


『イトウを釣る』
この目標を心に秘めてきた。
釣り番組の影響でもなければSNSで誰かの釣果に触発されたのでもない。
イトウを知ったのはもっと昔。もっともっと昔の話だ。

最初に知ったのは昭和56年発行学研の魚類図鑑・・・・・・ではなかった。
調べるとイトウは記載されておらず記憶違い。

同じく昭和56年発行の小学館入門百科シリーズの『ルアーづり入門』だった。
P156にイトウの狙い方があり、写真付きで実釣が紹介されている。
釣人はテツ西山さんと生徒さん達。降雪の川にイトウが踊る。
イトウは最大で1m・・・・・・少年は胸を撃ち抜かれた。

その次に誌面でイトウと出会ったのは『おれはナマズ者6巻』だったと思う。
釣りキチ三平イトウ編もあるがもっと後だったと思われ、
釣り漫画が及ぼした影響力の大きさなら僕は『おれはナマズ者』であり、
青春時代を象徴する世界観が大好きだった。
大助くんが釣り上げたメスのイトウは未来永劫、憧れの魚だ。

イトウをいつか釣りたい。
しかしそれは人生最後の方でいい。
人生を頑張るひとつの指標として残しておこう。
そういった魚がいる釣り人生が楽しいじゃない。
だから初イトウは最高の思い出になるよう過程を大切にして、
来るべく機会に備えていた。

なので知り合いからイトウを狙いに行くと聞いても
焦る気持ちがなかったことを確認できたし、
親切にガイドを申し出てくれた知り合いには丁重にお断り。
乱暴な言い方をすれば、
誰かに釣らせてもらって喜ぶ安っぽい魚ではない。
SNSで自慢したいがための魚でもなければ、
なにかの宣伝に使われたくもない。


兵庫県の老舗ニジマス釣場ではお正月のお年玉として
イトウがぶち込まれ、泳ぐ姿を確認できた。
管理人のジジイが僕に言った。
「今日はイトウを釣らないと価値がないぞ」

『価値がない』の意味がわからない。

養殖されたイトウを、さらに釣堀(仕切られた川)で釣って価値があるのか疑問だ。
誤解なきよう補足するなら釣堀の魚を釣って感動できる人ならそれは問題ない。
もちろんバカにするつもりもない。
どちらかと言えば、釣堀養殖イトウを釣って喜べない僕の方が不幸であるし、
いつかの海釣りでは、サビキ仕掛けで大きなボラを釣って歓喜していた
カップルの姿が本当に微笑ましかった。

こんなこともあった。
上流にはイワナ・ヤマメが泳ぐ西日本の川の漁協管理人が
イトウを放流する計画があると自慢気に言った。
僕はそんなことをするものではないとジジイに苦言を呈した。
漁協の事務所には「外来魚密放流STOP!」のポスター。笑うわ。
あ、密放流でなく漁協管理だから良い行いなのか。
これは誠に、あ誠に誠に失敬でございました。


これまで出会った魚種の画像を眺めて記憶の海に漕ぎ出す。
すると見えてくるものがある。
誰かにポイントを教わり釣った魚や、
知り合いにガイドをしてもらい共に喜ぶのも良かった。

だけどそれら魚と一線を画す強烈な印象を残している魚種がいる。
そしてそれらに共通することも見えてきた。

まずは憧れ。どれほどその魚種に想い焦がれるか。
そして出会えるまでの期間は長く、
かつ全力で挑んでいるのに波瀾万丈であること。
順調でない方がより感動は大きいようだ。

例えばサクラマス。
幼き頃に釣りを覚え、僕を鍛えてくれた遊び場、
母なる川にサクラマスが戻ってくることを知る。

誰の力も借りず、ようやくサクラマスに出会えたのは初挑戦から五年後のこと。
喰わせてから取り込みまでの波乱含み。
浅瀬に誘導して取り込み、安心したのも束の間、
ひと暴れされてまた激流の中を走られ、こちらもずぶ濡れで追いかけるわ、
ラインは流木に絡まるわで、一難去ってまた一難で取り込めたサクラマスの写真は一生もの。
帰りに寄った温泉では、
車上荒らしを警戒してSDカードをありえない場所に隠したり、
この日の温泉は至上最高の湯だったことも思い出だ。

お恥ずかしいかな、サクラマスを水に帰したあと川原で仰向けに寝転がり、
気付けば自然と一滴の涙が頬を伝ったのも、後にも先にもこの一尾のみ。
こんな大きな感動を呼ぶ魚釣りはなかなかできない。

いやもう、こんな苦労して心臓にも悪い釣りはしたくないんだけど・・・・・・・。


北釣戦イトウ釣りShow must go on.

つづく。
















  

Posted by Миру Україні at 07:07イトウ

2022年07月04日

これには雷魚マンぶちギレ!子守り中のカムルチーを狙うヤツを撮影したので晒します。


大和伏児B号水路で幼魚を守る親カムルチーを見つけたよ。
動画では両親が入っているところが撮れました。

子供を守っているのを知りつつルアーをぶち込むことに法的な問題はありませんし、
誰かに文句を言われる筋合いもございません。

ただ僕はやりません。恥ずかしい行為だと考えるからであり、
それを釣っても後味の悪い記憶しか残らないと想像できます。
以前、お金と時間が掛かる遠くの場所へカムルチーを狙いに行き、
二日間ボーズで終わりそうになり、
そんな時、子を守っている最中の親カムルチーを見つけました。
そこで僕はタックルを置いてカメラに持ち替え撮影に成功。
最後になかなか見られない光景に出会え、
本当に来て良かったと大満足で帰路の途につきました。
こういうのも人生の生き方でございます。

子を守っている親カムルチーを狙う釣人を見つけた反社会的な
雷魚マンが、暴言・暴力で威嚇する話を聞いたことがあります。

子守り中ではないですが、
カムルチーを足で踏んでフックを外しているのを見つけた雷魚マンが、
その相手に暴力を振るった自慢話?を本人から聞いたこともあります。
強がりで話を盛っていたのかも知れませんが・・・・・・。
相手を倒して「お前もこうされたら嫌やろ!?」と顔面を踏んだとのこと。
こういうのを確信犯というのでしょう。
※確信犯の意味は誤用されがちですので、
本来の意味は辞書にて。

いやいや。カムルチーのクチに極太フックを突き刺し、
時に流血、時に眼球破壊させ、
引きずり上げている自分の行為を棚に上げて、
お前もこうされたら嫌やろ!?ってなに。

他にも傷害事件を自慢していたゴミも思い出しました。
ちなみに現在これら人物とは一切関わりがございません。
また脅迫行為等があればただちにこちらで
報告する予定でございます。

身の危険を感じたらすぐさま警察に通報しましょう。
スマホで動画撮影してメディアに提供およびSNSで拡散も忘れずに☆


カムルチー親子の近くにいたとんでない野郎を晒します。
まだ若そうなカワセミですね~。
僕の存在を恐れこちらには近寄ってきませんでした。
問題のない外来生物のカムルチーを狙わず、
特定外来生物のカダヤシでも喰ってろこのヤロウ!(♂)

※カムルチーは特定外来生物ではなく、
我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある
外来生物ではないと判断されている。
荒俣宏著の世界大博物図鑑2魚類には文化1年(1804)に渡来したとあり、
もちろん明治元年(1868年)以前のことである。














  

Posted by Миру Україні at 07:07仔魚保護

2022年07月02日

顔出しあり。密漁の一部始終を晒す。




遊漁料を支払わずアユを採捕するトビ。
漁協が汗水流し、必死に、そして一生懸命に眺めているアユになんてことを。



空中で飲み込み証拠隠滅の決定的瞬間。


そしてこの顔。
とんでもない悪党だ。




※野鳥は遊漁料不要という有力説あり。

















  

Posted by Миру Україні at 07:07トビ

2022年07月01日

それってどうなの?魚の扱い雑じゃないですか?


琵琶湖は家賀浜で飛び込んだミサゴ。

ただでさえハスは水から上げると弱るのに、
魚体に爪をくい込ませて持ち去るなんて、あまりに扱いが雑。
夕陽に照らされ最期を迎えるハスの人生。いや、魚生。
















  

Posted by Миру Україні at 07:07ハスミサゴ

2022年06月21日

第56回OOTオールジャパン・オオクチトーナメント


カワセミ♀ 可愛いらしさ溢れるも、ちょっと控え目です。


日本の国鳥キジ♂ 母衣打ちしています。
色彩は美しいんだけどアホっぽいところが玉に瑕。


コウノトリの子供達がクラッタリングしています。


エナガの雛達が生きるために全力でおねだりしています。
超絶可愛いですね。


スズメの雛。自分で餌を捕れるのに甘えておねだりしています。


オオヨシキリがヨシに掴まりギョギョシーギョギョシー叫んでいますよ。


日本一小さい野鳥のひとつミソサザイが、全身の力を込め目をつぶって囀っています。
この姿がめちゃくちゃ可愛いです。優勝☆